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日本における新自由主義のラスボスを倒すという事



新自由主義のラスボスとは麻生太郎という生粋の詐欺師のこと

「このままでは国家財政は破綻する」財務次官による"異例の寄稿"本当の狙い 背景に"経産省と財務省の戦い"

■現職次官が『文藝春秋』に異例の寄稿

 「矢野さんが辞表提出を求められている」――永田町や霞が関は、そんな話で持ちきりになった。10月8日。その日発売の月刊『文藝春秋』に財務次官の矢野康治氏が「このままでは国家財政は破綻する」と題する寄稿をしていた問題についてだ。現職次官が実名で自らの意見を寄稿するのは異例。しかも、選挙戦をにらんで与野党が打ち出す政策を「バラマキ合戦」だと断じていた。ちょうど岸田文雄氏が「分配重視」を掲げて総裁選を勝ち抜き、首相に指名された直後だったから、読み方によっては「新政権批判」と受け取ることもできた。

 永田町には、「嶋田隆・首相秘書官と栗生俊一・内閣官房副長官(事務方トップ)が辞表を出せと言っている」「首相と官房長官は沈黙しているらしい」「どうも甘利明・自民党幹事長が怒って、裏で指示を出しているようだ」といった情報が乱れ飛んだ。その一方で、「麻生太郎前財務相の許可を得て寄稿したものだ」といった報道も早い段階から流れていた。

■本当に矢野氏個人の「大和魂」から出た言葉か

 寄稿は永田町ウォッチャーだけでなく、SNSを通じて多くの国民の間で話題になった。

 結局、10月10日にフジテレビの番組に出演した岸田首相が、「いろんな議論はあっていいが、いったん方向が決まったら関係者はしっかりと協力してもらわなければならない」と述べることで、収束をはかった。もともと矢野氏の寄稿文にも、往年の名官房長官と言われた後藤田正晴氏の『後藤田五訓』を引いて、「勇気をもって意見具申せよ」と共に、「決定が下ったら従い、命令は実行せよ」という訓戒を紹介、「役人として当然のことです」としていた。

 同じ日のNHK日曜討論に出演した自民党の高市早苗政調会長は「大変失礼な言い方だ」と不快感をあらわにしたものの、翌日の記者会見で松野博一官房長官が「私的な意見として述べたものだ」との見解を示したことで、矢野次官はお咎めなしということで落着した。

 「最近のバラマキ合戦のような政策論を聞いていて、やむにやまれぬ大和魂か、もうじっと黙っているわけにはいかない、ここで言うべきことを言わねば卑怯でさえある」と矢野次官は寄稿文の冒頭で書いている。だが、この一文は本当に矢野氏個人の「大和魂」から出たものなのか。

■「経産省主導内閣」と言われた安倍内閣

 もちろん、矢野氏個人の思いが込められていることは間違いない。矢野氏と付き合いの長いジャーナリストによると、酔えば必ず『後藤田五訓』の話になり、寄稿文にもあるような「国家公務員は『心あるモノ言う犬』であらねば」というのは口癖だという。

 だが、矢野氏個人の私的な意見を、私憤から寄稿したのかというと、どうもそうではなさそうなのだ。

 第2次以降の安倍晋三内閣が「経産省主導内閣」と言われてきたのは周知の通りだ。安倍元首相の政治主導の裏では、秘書官で首相補佐官でもあった元経産官僚の今井尚哉氏が絶大な力を握っていた。今井氏が経産省の課長に直接電話して怒鳴りつけたり指示したりする姿は日常茶飯事だった。一方で、安倍内閣は2014年4月「消費への影響は軽微で早期に復活する」としていた財務省の説明を聞き入れて消費税率を5%から8%に引き上げたが、結果はアベノミクスで急回復していた景気を冷やす結果となり、安倍首相による財務省排除が鮮明になったとされる。

■「財務省主導内閣ができるのではないか」官僚たちの期待

 自民党の歴代内閣は、財布の紐を握る財務省の影響下、支配下にあったとさえ言われたが、安倍内閣は財務省がコントロールできない内閣になっていった。財務省はその地位を取り戻すこと、まさに復権が最優先課題になってきたのだ。

 それが成功するかに見えたのが菅義偉内閣だった。首相補佐官だった今井氏が退任、国土交通省出身の和泉洋人氏が首相補佐官となり実権を握った。明らかに経産省色が薄れていく傾向にあったわけだ。そんな中、2021年6月に矢野氏が財務次官になる。実は、矢野氏は菅前首相が官房長官だった2012年から2015年の間、官房長官秘書官として菅氏に仕えていた菅氏の懐刀だった。菅内閣は財務省の悲願である財務省が主導する内閣に戻っていくはずだったのだ。

 しかし、菅内閣は短命で終わる。問題は後継になった岸田内閣がどうなるか。岸田氏が会長を務める「宏池会」は、大蔵官僚から政治家となり首相に昇り詰めた池田勇人が創設した派閥で、やはり大蔵官僚出身の宮澤喜一元首相などを輩出した。「親・財務省」とみられる派閥だ。岸田氏が総裁選でぶち上げた「令和の所得倍増」も、多分に池田勇人の「所得倍増計画」を意識していると見られていた。財務省主導内閣ができるのではないか、と財務官僚たちは期待しただろう。

■状況は一変、経産省寄りのムードに

 だが、幹事長に就任した甘利氏が岸田内閣の人事に大きな影響力を持ったとされムードが一変する。甘利氏は経産大臣のほか、経済財政政策担当相などを務め、経産省と非常に近い関係にあるとみられてきた。案の定、筆頭首相秘書官には経産省次官を務めた嶋田氏が就任。今井氏も内閣官房参与に復活した。

 しかも、総裁選で「(単年度の歳出を歳入範囲に抑える)プライマリー・バランスの棚上げ」などを掲げ、財政再建よりも積極財政を重視する姿勢を明確にしていた高市氏が、党の政調会長に就任。経産省の政策に通じる未来投資などに積極的に財政支出していく方向に舵が切られつつあった。そんなタイミングで矢野氏の寄稿が出てきたわけだ。

■「分配」から「分配も成長も」「まずは成長」へ

 矢野氏の「バラマキ批判」は一定の成果を挙げている。「積極財政で、本当に国家財政は破綻するのか?」といった議論がかまびすしいほどに行われるようになったのが一点。そして、もう一つが、岸田氏が総裁選の際に掲げていた政策の微妙な修正を行うきっかけになったことだ。総裁選では「アベノミクスの成長の成果が十分に分配されてこなかった」として「分配」政策を前に出した。「選挙で勝てる顔」を求めていた自民党党員にとって、野党の主張の柱である分配重視を訴える総裁ならば選挙に勝てるとみられた。

 ところが、実際に総選挙となれば、都市部の無党派層などを取り込まねばならない。現役世代は成長への期待度が高いから、分配優先では票にならない。選挙が近づくにつれ、「分配も成長も」「まずは成長」と発言トーンが変わってきた。財務省からすれば、バラマキ一辺倒の政策を修正させるだけでも成果だっただろう。もちろん、そのあたりの政策が本格的に具体化してくるのは総選挙後。自民党の議席獲得数などによっても政策は大きく変わってくるだろう。

■消費増税しても財政再建はなされなかった

 というわけで、矢野氏がここで財政再建の重要性を指摘したのは、何も、個人的な大和魂の帰結というわけではなさそうだ。実際、寄稿文の内容も、財務省の従来の主張と変わらない。「財務省はこれまで声を張り上げて理解を得る努力を十分にして来たとは言えません」と書いているが、財務省は従来、「このままでは国家財政は破綻する」と危機感を煽って消費税率の引き上げなど増税路線を突き進むというやり方をとってきた。

 消費増税して何が起きたか。財政再建などされずに歳出規模を膨らませただけではなかったか。無駄に予算が使われている事業や、経済効果が乏しい助成金などいくらでも景気に影響を与えず歳出を減らす術はある。その役割は本来、財務省が担っているのだが、予算を柔軟かつ大胆に見直していく仕組みすらほとんど機能していない。

 消費税率を上げれば財政再建できると言うが、どんどん貧しくなっている日本国民からどれだけ税金を取れると考えているのか。財務省自身が発表している「国民負担率」、国民所得に占める租税負担と社会保障負担の合計の割合は2020年度で46.1%に達している。国民の「担税力」も無限大ではない。

 かつて、土光敏夫氏が「第二次臨時行政調査会」で行政改革に大鉈を振るった際、合言葉は「増税なき財政再建」だった。矢野氏には、是非、令和の「増税なき財政再建」について寄稿発表していただきたい。

磯山 友幸(いそやま・ともゆき)


磯山氏による矢野事務次官の寄稿の水準をはるかに上回る達見ですが、その磯山氏でさえも今回の事務次官による反乱は、財務省と経済産業省による主導権争いとの見方です。

しかしそれでは腑に落ちない、つまりなぜ日本の政治家は立場上も地位上もはるかに格下の存在である官僚、特に財務省にそれほど弱い存在なのかという理由が見当たりません。

この記事にあるように、安倍政権下では、元経産官僚の今井尚哉氏が補佐官、秘書官になり、財務官僚は敬遠され、菅政権下でも国土交通省出身の和泉洋人氏が秘書官になり財務官僚ははずされた。

特に菅首相は主計局長時代の矢野康治が菅首相が望む基金倍増を拒否したので菅首相が書類を投げつけて矢野に予算を認めさせた程官僚には強かった政治家です。菅総理は財務官僚といえども指示に従わない官僚はかたっぱしから首を飛ばす事でも知られており、官僚や財務省にも弱かったわけではなかった。

しかしその菅総理でさえもコロナ禍でも補正は組めず、支持率も激減し、一年で失職することになったわけで、なぜ財務省に弱いわけでもない菅政権でも補正も組めず、財務省の前に敗北する形になるのか。

そして岸田政権下でもこれだけ問題になっている矢野による反乱に対して、甘利幹事長は一定の問題意識は持っているようですが、松野博一官房長官は「私的な意見として述べたものだ」との見解を示し不問にしようとし、岸田総理本人も更迭に踏み切る意思は示していません。

そして当初は高市政調会長は「大変失礼な言い方だ」として怒り心頭だったはずですが、最近は官僚にも言論の自由があるとして矛先を収めようとしています。矢野更迭の機運はほぼなくなったといっていい。

なぜこうも政治家は格下の存在である財務官僚に敗北するのか。

これはこう考えれば合理的な説明ができます。それは政治家は財務省、財務官僚に敗北しているのではない。その背後にいる財務省をも操っているある存在に敗北しているのだと。

自民党の政治では年功序列システム(当選回数至上主義)が人事の基本にあります。年齢自体よりも当選回数の多いベテラン議員の序列が高くなるシステムです。

特に世襲議員のように若いときから地盤看板カバンを引き継ぎ当選回数を重ねている政治家は必然的に自民党内では序列が高くなっていき、派閥のボスとして君臨していきます。

安倍元首相にしても麻生太郎にしても彼らが権勢を振るえる基盤になっているのも世襲で当選回数を重ねてきたからです。自民党の主要な当選回数を見ると、

      歳  当選回数
野田毅   80  16
麻生太郎  81  13
甘利明   72  12
二階俊博  82  12
額賀福志郎 77  12
船田元   67  12
衛藤征士郎 80  12
伊吹文明  83  12
川崎二郎  73  12
大島理森  75  12
石破茂   64  11
安倍晋三  67  9
岸田文雄  64  9
茂木敏充  66  9
菅義偉   72  8
高市早苗  60  8

最古参は緊縮増税論者で有名な野田毅ですが石原派に属し、石原派は前回は石破茂、今回は河野を推しており総裁選挙に敗れているために野田毅もポストにはありつけませんでした。

そして当選13回の二位、実質的に自民党内の年功序列の一位の座にいるのがこの麻生太郎という人物です。

麻生太郎からすれば当選回数9回の安倍、岸田、当選回数8回の菅、高市などは自民党内では序列が格下の子供という扱いです。年功序列が絶対の自民党内では安倍も菅も岸田も高市でさえも麻生太郎には物をいうことができないというのが党内政治です。

だからこそ、安倍政権はデフレ脱却を掲げ、総選挙に勝ち三本の矢を放とうとしましたが、結局は財務省の前ではなく麻生太郎という序列一位の政治家によって増税緊縮路線に戻されアベノミクスは破綻し、たたき上げを標榜し庶民の味方を装っていた菅総理にも補正を組まさず妨害し一年で政権破綻させ、岸田新政権にも傀儡である矢野事務次官を使って与野党の経済政策をばらまきであるとして横やりをいれて妨害しています。

すべては麻生太郎が裏で糸を引き、財務省諸悪の根源説を隠れ蓑にしながら、麻生太郎の思い描く新自由主義、増税緊縮路線を維持することに成功してきたわけです。

なぜそこまで麻生太郎は新自由主義を維持しようとしているのか。それは麻生太郎がどのような人物なのかを紐解けばわかる。

麻生太郎「火だるま失言録」を緊急召集する(2)毒舌芸人にたとえられ…

ここからは、麻生氏の失言録を緊急召集しよう。まずは、衆議院選挙で福岡2区(現・福岡8区)から初出馬した79年にプレイバック。選挙演説に登壇した麻生氏は開口一番、聴衆に向かって「下々の皆さん」と語りかけたという。

「もちろん、本音で口にしたわけではなく、お得意の客イジリでしょう。彼の選挙演説では、目の前にいる支援者や記者との掛け合いで笑いが起きることも少なくありません。ただし、この『下々』発言は公的な記録に残っていないため、真偽は不明です」(地元記者)

 常識的に、初めての選挙演説で有権者を逆なでするような発言をしたとは考えにくい。だが、そんな常識を覆してきたのが、政治家・麻生太郎なのだ。

 続く83年には、美濃部亮吉元東京都知事による革新都政を批判する流れで、

「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」

 と発言。くしくも、この年の衆院選で落選の憂き目にあう。

「当選順位最下位の候補者との票の差は、わずか数千票。あの失言がなければ、票が流れて落選することはなかったんじゃないか」(政治部デスク)

 だが、この苦い経験が生かされることはなかった。麻生氏は、またもや軽視発言で女性を敵に回すのだ。

 18年、財務省の福田淳一元事務次官が大手メディアの女性記者に対してセクハラ行為を働いたことが一部週刊誌で報じられた。

「この問題を受けて福田氏は辞任。財務省は内部調査を実施し、福田氏のセクハラを認定して減給20%、6カ月相当の処分を下しました」(政治部デスク)

 にもかかわらず、麻生氏は、のちの記者会見で驚くべき見解を述べる。

「セクハラ罪っていう罪はない。殺人とか強制わいせつとは違う」

「♯MeToo運動」の機運高まる女性たちが、黙っているはずもなく、団体関係者ら約100名が財務省前で抗議活動を行う騒ぎに発展した。なぜ麻生氏は、頑として男性上位主義の姿勢を崩さないのか。

「セクハラ擁護発言は、政治思想によるものではなく、組織防衛のためのもの。大臣の立場上、セクハラを否定する部下の報告をムゲにはできない。もしもメディアにならって弾劾しようものなら、今後の指揮系統に悪影響が出かねませんから」(政治部デスク)

 組織を守るという大義名分は結構だが、セクハラ被害者の気持ちは置き去りではないか。

 政界関係者によれば、その騒動の渦中、麻生氏は懇意にしている記者たちのぶら下がり取材に応じて、

「福田(元事務次官)ってのもアンチ政権のメディアのヤツとよくサシで飲んだよな」

 とポロリ。このオフレコ発言の真意とは‥‥。

「セクハラ被害を受けた女性記者のメディアでは、当時の安倍政権を批判する報道ぶりが目に余っていましたから。身から出たさびだよ、とでも言いたかったのでしょう」(政界関係者)

 部下は事務次官の職を辞したが、上司の麻生氏は12年から財務大臣の座に居座り続けている。

「タブーな発言を繰り返しても、辞任に追い込まれることもない。毒舌が売りの大御所芸人にたとえる自民党議員も多く、中には『麻生さんはいいよね。あんなに失言してもみんな気にしなくなっている』なんて羨む声もあるくらいです」(自民党議員秘書)

 国民から反感を買いまくる「失言王」が羨望の的となっているというのだ。このユルすぎる雰囲気について、鈴木氏は、長く続く「安倍一強」が影響していると指摘する。

「残念ながら今の野党には、安倍政権を脅かすほどの力はありません。政権交代の緊張感があれば、気を引き締めるものです。おのずとスキャンダルや失言は減少します」

 麻生氏の火だるま失言を生んだのはふがいない野党、という見方もできる。

麻生氏といえば、失言だけでなく、漢字の読み間違いでも世間の失笑を買ってきた。08年に内閣総理大臣に就任した頃から、その漢字力にペケが入り始めた。

 踏襲を「ふしゅう」、未曾有を「みぞうゆう」と読んでしまったのだ。国会答弁や来賓あいさつで間違えるものだから、一国の首相としての品格を疑問視する声は多かったという。

 麻生氏が読み上げる答弁書に、ご丁寧に振り仮名が添えられていたエピソードはあまりに有名だ。なぜ、中学生レベルの漢字が読めないのか。その理由について、政治部デスクはこう推察する。

「幼少期に勉強をしてこなかったからでしょう。小学校低学年までは『麻生塾』という麻生一族が経営している寺子屋のようなところに通っていた。途中から学習院に移ったけど、エスカレーター式で進学できるから勉学に力を注いだわけではない。それよりもケンカに明け暮れていたようだ」

 漢字が苦手な一方で、得意科目はもっぱら英語だといい、

「政界に入る前に世界を相手にビジネスをしていただけあって、英語は堪能。外務大臣時代には、各国の外相と直接1対1で会談していたのは有名な話です。総理時代には、国連総会で演説中に機材トラブルが発生。『It is Japanese machinery, no?(日本製じゃないよね)』と、とんちの利いたジョークを披露して聴衆を感心させました」(政治部デスク)

 いっそのこと、国会でも英語で答弁したらどうだろうか。

 さて、麻生氏といえば祖父に吉田茂元総理、高祖父に大久保利通を持つ政界のサラブレッド。その華麗なる家系は時として庶民感覚とかけ離れた失言を生むことになる。その最たるものが、「カップラーメン発言」だろう。

「国会の答弁の中で、野党議員にカップラーメンの値段を質問され、『400円くらい?』と、実際の倍以上の金額を答えた際には野党議員も苦笑するしかなかった」(前自民党議員秘書)
 
13年には行きつけの会員制クラブに年間約800万円もの政治資金をつぎ込んでいたことが発覚するなど、浮世離れした金銭感覚はたびたび問題視されてきた。

「飲食会合費は議員の中でもトップクラスの額になっているけど、決して庶民感覚がないわけじゃない。講演会とか遊説の合間によくコンビニに寄っては、自分の財布でおにぎりやアイスを買って移動中の車内で食べていました。『カップラーメンは買ったことはないけど、おにぎりはあるって言えばいいのに‥‥』なんて小言を言う記者もいたけど」(政治部デスク)

 反省の色を示さないのはいつものこと。冒頭の「アイヌ軽視発言」を受けての謝罪会見でも、ぶっきらぼうに言い分だけを述べる麻生氏は、とても心から反省しているようには見えなかったが‥‥。

「長年担当した番記者によれば、目線や表情の固さを見れば『やってしまったな‥‥』と落ち込んでいるのがわかるそうです。これまでも失言や軽はずみな言動で誰かを傷つけた時にはそういうサインを出していたようで、今回のアイヌの件ではかなり反省した様子だったと聞いています」(政治部デスク)

 へそ曲がりならぬ口曲がり大臣の謝意が全国民に伝わる日は訪れるのか。


初当選で出てきた言葉が聴衆に向かって「下々の皆さん」であったという。記者は笑いを取るために言ったと思っているが、むしろ福岡の山の頂上の豪邸に住み、子供の時から山上から見下ろしてきた住民のことを下々の皆さんと思っていても不思議ではない。下々の国民とは住む世界が違うのだということをアピールしたくて口から出てきたと考えるほうが自然だ。

美濃部都政に対して、「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」として女性の参政権も否定している。男女同権どころが女性には政治への参画もなく女性の貧困にもなにもする気はない。

漢字の読み間違えも踏襲を「ふしゅう」、未曾有を「みぞうゆう」と読んで今まで聞いたこともない日本語を発言し、そもそもその原稿は本人が考えて原稿を書いてあるはずのものなのだから、書いている時点で間違いにも気付けるはずです。にも関わらず間違えたのは子供の時から本も読まず漫画ばかりしか読んでいないから漢字もろくにわからないわけです。

本も読まず政治経済の知識すらなく、代わりにゴルゴ13で得た知識で国際政治をわかっている振りをして一部のネトウヨからは国際政治がわかっているとして誤認もされている。

そして、麻生太郎はリーマンショック時の1万二千円の定額給付金支給についても安倍政権下の一人10万円の定額給付金も効果はなかったとして否定し、菅政権でも給付金支給反対の先頭に立ち、代わりに貧乏人には給付金ではなく貸付けにこだわり、両耳そろえて返せと貧乏人いじめに精を出していました。

この人物は麻生政権時に俺たちの麻生といわれていた時は積極財政らしきことを唱えていたために人気が出て負け続けていた総裁選挙にも勝ち総理に就任しました。しかし、財務大臣に自民党一の増税緊縮論者の与謝野を起用し疑問符の付く人事から始まり、10兆円規模の補正は組みましたが定額給付金のような貧困対策には常に冷淡でした。

つまり格差是正には一貫して反対してきたといっていい。これはあの高橋是清も同様の傾向があり、彼は大恐慌時にはじめてケインズに先駆けて積極財政、財政赤字拡大を唱え実行したとして日本においては称賛されていますが、同時に是清は格差是正、貧困対策には一貫して反対してきたし、一時的な財政拡大のあとは緊縮増税政策に転換させ多くの人たちの声を無視し、経済よりも財政再建を鮮明にして小さな政府というものにこだわり反発した人々、直接的には陸軍の若手将校でしたがその背後には北一輝や西田税などの国家主義者、社会主義者からの批判によって倒閣されました。

高橋是清と麻生太郎は悪い意味で似たもの同士であると考えていい。おなじ増税緊縮論者で小さな政府を志向し、一時的に経済の激しい落ち込み時だけ財政出動を解禁しますが、一瞬で再び小さな政府に戻り、格差是正に反対し、自己責任、自助努力を何よりも唱え、デフレで国力が落ち込み子供が生まれず人口が減少していても、麻生太郎からはいまだかつて何の対策も出てくることはありません。

この麻生太郎という人物はまさに新自由主義の申し子、新自由主義を体現し、そして新自由主義とともに消えていく運命のあるといっていい。

岸田政権も矢野、麻生コンビを甘く見ていると足元をすくわれるといってよく、仮に岸田政権が総選挙に勝っても矢野麻生コンビに新しい資本主義も格差是正も経済発展もすべて麻生に妨害されて満足な結果も残せず一年で消えていく可能性もかなり残っていると見ます。

岸田政権が総選挙でいまいち議席が伸びないかもしれないといわれているのも、すでに経済政策においては野党側のほうが、消費税5%引き下げ、年収1000万円以下の所得税一年無税、50兆円の補正編成などすでに競り負けているのも一因です。

新自由主義のラスボスは一般的には財務省と事務次官といわれてきましたが、真の黒幕、財務省をも操り、国益、公益、国民の利益よりも私利私欲、麻生財閥の利益を優先させてきた麻生太郎こそが真の新自由主義のラスボスであったというのが10年、20年、新自由主義と闘ってきた私が見抜いた本当のラスボスであったという事です。

総選挙といえば与党と野党の対決という構図になりますが、深層では新自由主義の最後の守護者たる麻生太郎とその麻生太郎から与野党の経済政策はバラマキであると酷評されているすべての与野党との対決というのがこの総選挙に意義でもある。

野党陣営には自分自身の当落だけでなく、新自由主義のラスボスである麻生太郎を落選させるために一致協力して福岡8区に集結して、たとえ議席の過半数に届かなくても麻生の首をとって麻生の落選をもってして新自由主義への勝利を宣言してほしいと思っている。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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