fc2ブログ

政策で選ぶか知名度で選ぶかそれとも大義で選ぶか



河野太郎は菅偉義の劣化コピー

自民総裁選 河野氏会見要旨「原発、当面は再稼働」

【出馬理由】

皆さんの思いや不安を受けとめ、情報を共有し、しっかりとしたメッセージを出し、一緒に直面する危機を乗り越えないといけない。共感してもらえる政治を通じ、人が人に寄り添う温もり(ぬくもり)のある社会をつくりたい。

【自らの強み】

実行力や突破力は誰にもひけをとらないと思っている。ワクチン接種は都道府県や全国の市町村と調整し、今の時点で米国に接種率で肩を並べた。調整力も優れていると自負していいのかなと思っている。

【新型コロナウイルス対策】

新型コロナ禍だからルールを変えていく。しっかりと手を伸ばしたら実現できるということをみんなで共有していきたい。コロナ全体で平時と有事の切り分けや、国と地方の権限のあり方について考えていく必要があるかもしれない。

【エネルギー政策】

2050年のカーボンニュートラルを実現するため、省エネルギーをやり再生可能エネルギーを最大限、最優先で導入する。

足りないところは安全が確認された原子力発電所を当面は再稼働していく。原子力規制委員会などのお墨付きなしに再稼働はあり得ない。原発の新増設は現時点で現実的でない。

【金融政策】

インフレ率は経済成長の結果からくる。(日銀が掲げる2%の目標を)達成できるかというとかなり厳しいものがあるのではないか。

【産業政策】

未来につながる投資をする必要がある。全国どこでもテレワークができる5Gのネットワークをつくる。カーボンニュートラルを目指すために新しい技術が芽を出している。未来の日本経済を引っ張っていくものにしっかり投資していく。

【皇位継承】

政府の有識者会議で非常に堅実な議論をしてもらっていて、取りまとめに期待している。国民に広く説明し、支援、支持をいただき、前へ進まなければならない。

【森友問題】

すでに検察、司法まで動いている。再調査は必要ない。

【憲法改正】

非常に大きな問題だから政治日程やその時の課題を考え合わせながらやっていかなければならない。自民党や国会の議論を見極めながら対応したい。

【対中国】

一方的な現状変更の試みに対して国際社会で一致して反対する。民主主義、人権、自由、法の支配の共通の価値観を持つ国々と一緒に外交を進めたい。

【対ロシア】

日ロ間で平和条約を締結し、領土問題を解決していくのは非常に重要だ。

【拉致問題】

安倍晋三内閣の外相として北朝鮮の外相と接触した。河野太郎内閣ができればこの問題の解決に向けて全力を挙げていきたい。

【米軍普天間基地の辺野古移設】

移転は一刻も早くやらなければならない。日本がおかれる状況を考えれば必要なことだ。粘り強く説明しなければならない。工事の方法も地元と意思疎通をしながらやりたい。

【河野談話】

これまで自民党政権が継承してきた歴史認識は受け継いでいきたい。

【所信表明演説や代表質問の時期、解散戦略】

それなりの自信を持ってここに立っているが、すらすら答えるほど自信過剰ではない。


河野太郎の出馬会見を見ましたが、三人の中でもっともひどい中身の薄い会見でした。

懸念といわれた皇位継承問題について、マスコミでは柔軟な姿勢に変わったと報じられていましたがそのようなものではなく、有識者会議で非常に堅実な議論をしてもらうといい、男系天皇は一つのあり方としています。論理的には女系天皇も一つの在り方という意味でもあるのだからなんら方針に変わりはないわけです。

脱原発にしても急進的な脱原発を進めないというだけで、新規原発建設は認めないという形で確実に脱原発を進めていくというもので脱原発という方針に変わりはありません。柔軟的なのではなくマスコミがうまく騙されているだけです。

経済政策については具体的な政策は特になにも語らず、温もり(ぬくもり)のある社会をつくりたい、という意気込みだけなので落第ですが、彼の経済政策がわかるものが彼の過去のブログの中にあります。

目立ちませんが 河野太郎ブログ

2017.06.15

6月9日に「経済財政運営と改革の基本方針2017について」(骨太の方針)が閣議決定されました。

メディアにはあまり取り上げられなかったのですが、これに関する議論の中で「言うべきことは言う」自民党の行政改革推進本部が果たした役割があります。

今年の5月18日付けの私のブログに掲載した公債等残高対GDP比率の数字、ご覧になりましたでしょうか。

公債等残高対GDP比率

これはどういうことかというと、国の借金とGDPを比べた数字です。

国の借金が増えるよりも、GDPの成長の方が大きければ、この数字が小さくなります。

つまり、借金があっても、経済力が大きくなれば、相対的に借金が小さくなるから大丈夫でしょ、といいたいわけです。

もともと、2020年までにプライマリーバランスを黒字化することを安倍政権の目標としてきていますが、このままではその目標達成が厳しくなってきました。

財政再建に向けて、一層厳しく歳出の削減に取り組んだり、消費税のさらなる増税が必要になってきます。

そこで、歳出に手を付けなければならないプライマリーバランスの黒字化を先送りして、経済成長すれば達成できる公債等残高対GDP比率を小さくすることを目標にしたらどうかと「有識者!?」が言い出しました。

これまで内閣府は、2027年度までの公債等残高対GDP比率を出していました。

2025 169.6%
2026 168.4
2027 168.0

アベノミクスの成果で確実にこの数字が小さくなっていきますといいたいわけです。

しかし、この数字には問題が2つあります。一つは、その前提条件が成長率と物価上昇を高めに設定した極めて楽観的なものであること、そしてもう一つは2027年度までという短期の数字しかないこと。

しかし、何度言っても2027年度以降の数字を内閣府は出してきません。

そこで河野太郎率いる自民党の行政改革推進本部は、内閣府が試算した前提をそのまま延長して、2027年度以降の公債等残高対GDP比率をシンクタンクに計算してもらいました。

それが
2026 168.4
2027 168.0
2028 168.1
2029 168.6
2030 169.3
2031 170.2
2032 171.1
2033 172.1
2034 173.1
2035 174.0
2036 175.0
2037 175.9
2038 176.8
2039 177.7
2040 178.6
という本邦初公開の数字です。

つまり、内閣府が前提に使ったアベノミクスによる経済成長が実現したシナリオでも公債等残高対GDP比率は、2027年度が最小で、その後はむしろどんどん大きくなっていくことがわかりました。

つまり、経済を成長させれば歳出削減や増税せずにすむのだという一部の「有識者」が言っていることは根拠がないお花畑理論だということがはっきりしたのです。

6月9日に閣議決定された骨太の方針では、当初、「プライマリーバランスの黒字化」目標が消されるのではないかという観測もありましたが、はっきりと「2020年度までに黒字化する」ということが明記されました。

アベノミクスの一本目の矢、金融緩和についても行政改革推進本部は物を申しています。

今年の4月19日に、「日銀の金融政策についての論考」という文書を出すと同時に、官房長官にも申し入れをしましたが、金融緩和に関して、日銀は果たすべき説明責任を果たしていないということを強く申し上げました。

現在のような金融緩和を続けていくと、金融緩和をやめるときに、日銀が債務超過に陥るリスクがあり、それ自体がすぐに大きな問題を引き起こすわけではないかもしれないが、円の信認を考えたときに、そのリスクを日銀がどうとらえているかを市場に説明する責任があるとはっきり申し上げました。

それがきっかけとなり、日銀はそれまでの態度を改め、少しずつ説明を始めるようになってきました。しかし、まだまだ不十分ですので、第2弾の提言を準備しているところです。

テレビのワイドショーが取り上げる問題の陰に、国民生活を直撃しかねないような大きな案件がいくつもあります。

政治は、ボールのある所にみんなが集まる子供のサッカーのようになってはいけないと思っています。

メディアがなかなか報道しない問題でも、国民生活への影響の大きな案件について、行革推進本部はこれからも政府や日銀の耳の痛いことをはっきり申し上げてまいります。

追伸 日銀の出口の件に関しては、ブルームバーグやサンデー毎日などが取り上げてくれ始めるようになりました。


このブログの中にあるように河野太郎にとっての経済政策とはプライマリーバランスを黒字化することで、経済崩壊しようが内需が縮小しようが、国民生活が苦しくなろうが、とにかく増税と歳出削減を通じて赤字を削減していかなくてはならないというものです。

経済成長によってプライマリーバランスを回復できるというものはお花畑であって、円の信認を維持するためにもデフレを継続していくことこそ責任のある政治というものです。

彼は円の信認が低下することによって国民生活にも影響が出るとしていますが、なにより増税と歳出削減によって経済活動が低下して安定した雇用や所得が減ることによる国民生活の破壊についは顧みることはしません。



河野を支援する平将明がスパコンで『2番で良いじゃねーか』言ったの河野さんで蓮舫が丸パクリで驚いたとしているように、河野太郎は昔からやっているのは行革と増税と歳出削減、今回の総裁選挙では社会保障改革といっているので社会保障や福祉予算の削減が彼にとっては政権公約といえるものです。

高市早苗も尊敬する政治家はサッチャーとしているようにキャリアウーマンを代表してきた高市にとっては女性政治家は憧れであるようですが、そのサッチャーはイギリスの新自由主義の先頭を走ってきた政治家で弱者には厳しく、失業率が上昇してでも福祉予算の削減や民営化、自由化を進めた鉄の女といわれた人物です。

高市も同様、弱者には厳しい姿勢を貫き、岸田が脱新自由主義を唱えるのに対して高市は新自由主義を維持し、弱者を肥やしにしながら強者が生き残っていくサバイバル国家を作ることが目標のようですが、その高市よりもさらに弱者に厳しいのがこのコロナ禍でも増税と緊縮、社会保障や福祉の削減によってプライマリーバランスを黒字化しようとする河野太郎です。

あの会見は自民党の政治家ならば全員見ていただろうし、あれを見て河野はすばらしいといえた政治家は河野とおなじ増税緊縮派であるはずです。

そもそも菅政権が崩壊した理由は、コロナ禍にあってもワクチンだけで乗り切れるという楽観的な対応に終始し、その結果、変異株の前に感染爆発と医療崩壊が起きていても、強制力もない緊急事態宣言を出すだけで人流の抑制に失敗。経済対策も経済保証もなにもしないから、経済活動を継続をせざるを得ず、感染拡大、死者や重傷者が増大していっているのに、麻生太郎は「コロナはまがりなりにも収束」という現実逃避に走り、結局コロナに菅政権は敗れたわけです。

にも関わらず、その菅政権とほぼ同じ考えを持ち、ワクチン担当大臣としてワクチン確保に失敗してきたといわれて、受給がひっ迫する原因も作った河野太郎を支持するということは、政策無視で知名度だけで自分の当落のために河野を押そうというものです。

私の評価は、岸田 > 高市 > 枝野 > 河野 であり、政界きっての増税緊縮派である河野は枝野幸男以下と認識している。

そして総裁選挙の票は、岸田と河野で二分され、若手の支持の河野とベテランの支持の岸田という構図で中堅がどっちにつくかで勝敗も決まる。

高市は政策的には菅政権よりはるかにましであるが、準備不足であり、今回総裁選に出馬する前まではネット上でもあまり知名度があるわけでもなく、議員の支持も清和会の若手以外には伸びていないとされ、党員地方票もあまり伸びないとみられて逆転勝利には厳しく、次の総裁選挙のための準備と考えれば出馬の意味もでてくる。

河野氏、首相になってもツイッター「ブロック」

河野は、自身に批判的な論調のアカウントをかたっぱしからブロックする事について、「SNSでは平気で人を誹謗中傷する。そのおかげで非常に嫌な思いをする人もいれば、法的措置を取らざるを得なくなった人、自殺に追い込まれたような人がいる。一定の礼節は重んじなければいけない」として今後ともブロックしていくとしていますが、政治家とは国民からの批判は真摯に受け止めなければならないもので、批判するからブロックするでは称賛する声しか耳に入ってきません。SNSは双方向ということに特徴があるのに、SNSを一方的な宣伝機関としてしか使わず、ブロックすることは菅首相が国民や国会議員や地方自治体の声を無視し、感染抑止にも乗り出さず、経済支援も拒否し続けた事と同じ行為です。

国民の声は聴きませんよと。自分が正しいと信じる増税と緊縮と社会保障と福祉の削減。それと脱原発と女系天皇もあきらめず進めますよと。

人気があるとされる河野ですが、菅政権も発足時は政権支持率も65%から70%近くあったわけですが、結局政策がだめでコロナ禍にも消極的な姿勢を一貫した結果、支持率も26%まで低下して人気すらなくなったわけです。

この人気というは現時点における知名度の意味が大きくそれだけで総理に就任しても結局は政策で行き詰まり、一年もたずに政権崩壊というのが人気だけで当選した政治家の行き着く先です。

政策で選ぶか、知名度で選ぶか、それとも勝ち馬に乗るのか。河野を総裁に持ってきたときだけ私は野党勢力の再建に全力を尽くす方針です。


最後までお読みいただきありがとうございます。

スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)